LINEスタンプ販売は、イラストが描ければ誰でも取り組める仕事ではありますが、決して稼げるわけではないので注意が必要です。個人でもLINEスタンプが販売できるようになったのは2014年5月のことで、その1年後の2015年5月にはクリエイターの上位10人の平均販売額が1億円を突破しました。そのため、上手くいけば多額の利益を上げられる仕事と言えますが、現在は数多くのクリエイターがスタンプを販売しているため、ユーザーに自分のスタンプを選んでもらうのは簡単ではありません。実際に、現在では月の売上が0~300円ほどのクリエイターがほとんどなので、LINEスタンプ販売に取り組む際はこの点を覚悟しておく必要があります。
また、手数料の高さもLINEスタンプ販売で稼ぎにくい理由のひとつです。LINEスタンプの販売では、売上金額からApp StoreもしくはGoogle Playに30%の手数料が支払われ、残りの70%をクリエイターとLINE側で分ける仕組みとなっています。LINE側に支払う手数料は35%となっているので、最終的にクリエイターに入る報酬は売上の35%です。例えば、10,000円の売上があったとしても最終的に手元に入ってくるのは3,500円ということです。ある程度の収入を得るためには相当の売上が必要となるので、稼ぐことだけが目的であれば他の仕事に取り組んだ方が良いでしょう。
一方で、LINEスタンプ販売は誰でも気軽に始められるとともに、在庫リスクもありません。イラストに自信がない方でもアイデア次第では人気のスタンプになるケースもあるので、趣味の延長として取り組むのであればおすすめです。
LINEスタンプ販売で稼ぐ
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